【祝 新元号「令和」決定】

こんにちは!



ヘルスドクター

健康実践支援専門医師

宮崎 光史です。



今上陛下の平成に続く

新元号が昨日発表されました。

「令和」

賛否両論ある様ですが、

そもそも平成の時にも

なんだかんだありましたが、

年月とともに慣れました。



ということで、

今回の記事は

元号について

調べてみたことを

書いてみました!



明治以降は一世一元、

崩御と言う形でしか代替わりが

認められなかったことが、

今回陛下の強い希望により

特例法を制定しての生前退位となり、

5月1日の皇太子様の新天皇として

の即位に伴い施行される新元号が

事前発表されることになりました。



江戸時代までは

「元号」では無く「年号」

と称されていたそうですね。



そして一般庶民にまで

元号が伝わる様になったのも

江戸時代からのことだとか。

それまでは権力者の中での

ことだったんですね。



二文字が伝統的ですが、

明文化された規定は無く、

例外的に四文字の元号が

過去に四個あるそうです。





本来元号の根拠は

皇室典範にありましたが、

第二次世界大戦敗戦後に、

日本国憲法制定に伴う

皇室典範の改正をもって、

法的根拠は一時消失しました。



しかし、その後も「昭和」

が使用され続けたことから

元号についての議論が高まり、

1979年に根拠となる「元号法」

が制定されましたが、

・使用は自由で使用せずとも罰則なし

・役所などでも国民に

元号使用を強制してはならない

とされています。



にも関わらず、

「元号使用強制は不当で元号法廃止せよ」(共産党)

「元号強制西暦否定は天皇支持キリスト教否定の踏み絵である」(キリスト教原理主義団体)

と言う政府答弁や通達の

内容を理解してない様な

批判ありきの主張が

繰り広げられています。



公文書に元号のみが記載

されているのも、

元号法と無関係なので、

運用の問題であり、

2020や2025に向けて

西暦併記しても良いかと

思いますが、

そもそもキリスト教国でも

無いのに法的根拠もなく

西暦を強制される方が

よほど無理無体なことに

感じるのはおかしいので

しょうかね?

宗教においては

自団体への結束や所属を

常に意識させる為に

独自の暦を使うのが

とても有効であるとも

言いますから、

西暦記載を強要する方々が

何をしたいかは推して知るべし

かと思いますけどね。



まぁ自分はどちらも

適材適所で使うので

どちらでも良いのですが、

日本における「元号」の

廃止云々を議論される方々は、

西暦以外の紀年法についても

冷静に議論するのが

公平なのでは無いのかな、

と思います。



GHQの

War Guilt Information Program

に伴う自虐史観教育の賜である

反戦派から忌み嫌われている

神武天皇即位年を紀元とする

神武天皇即位紀元(皇紀)

と言う明治5年に制定された

紀年法も存在します。



「海外で広く使われてる」

と言うのであれば、

・ヒジュラ暦(イスラム暦)

・仏歴

などなどがありますね。



ちなみに教育者が大好きな

忠実な臣下をつくる為の

「儒教」における

・孔子紀年

と言うのもあるらしいですよ。

孔子の没年を紀元としたもの、

生年を紀元としたものがある様です。

普及しなかったみたいですけどね。



日本で本気で議論するなら

これくらいは選択肢として

検討しないと偏った議論に

なり過ぎなのではと感じます。



もちろん国際的に共有される

文書には相手方の理解も容易な

様に西暦記載をしてあげるのは

大切なこととは思いますけど。



いつもとは毛色の違った

内容になっちゃいましたが、

来月からの「令和」を

良い時代にしていきたいですね。