「7大栄養素」

こんにちは!

ヘルスコンサルタント、宮崎 光史です。

「7大栄養素」って御存知ですか?
え?っと思われた方。
大丈夫です。

では、「3大栄養素」は
御存知でしょうか?

そうです。
・糖質(carbohydrate)
・蛋白質(protein)
・脂質(fat)
のことですね。

栄養バランスを言う時に
英語の頭文字を取り、
PFCバランスと言うのを
聞いたことがある方も
いらっしゃるのでは?

これらはある程度の量を
摂る必要があるので、
「主要栄養素(macrontrients)」
とも言われます。

ちなみに、これらは元々は
「人体に重要な3栄養素」
と言う意味で名付けられた
訳では無い、って知ってますか?

19世紀に活躍した
ドイツ人の生化学者
Justus Freiherr von Liebig
食物の主成分としての
3大栄養素を発見した
ことに由来する様です。

その後、
微量だが不可欠な栄養素として
・ビタミン
・ミネラル
が発見され、
「微量栄養素(micronutrients)」
と言う概念が生まれました。

これを3大栄養素に加え
「5大栄養素」と呼びます。

ちなみに、5大栄養素は
欠乏すると様々な障害が
起こります。

しかし、その後に
無用と思われていた
食物繊維の重要性が判明し、
6番目の栄養素として認識
される様になりました。

腸内細菌叢の善玉菌
により消化分解された
モノが我々の栄養になり、
良好な腸内環境の維持に
とても有用だったんですね。

加えて、
植物に含まれる強力な
抗酸化物質の数々が
実はとても大切なことが
判明し、7番目の栄養素
として認識されたのです。

聞いたことありますかね?
“phytochemical”と呼ばれます。

「植物栄養素」とも呼ばれますが、
固定した日本語訳は無く、
「フィトケミカル」あるいは
「ファイトケミカル」
と呼ばれています。
“phyto”とは「植物」を意味し、
“chemical”とは「化学物質」のこと。

phytochemicalは
太陽光の紫外線から
自分の身体を守ったり、
虫に食べられない為に
あるのでは、と言われています。

と言うのも、
これらの成分には
高い抗酸化力だけで無く、
独特の苦味や香りが
あるからです。

どの様なものがあるのか
と言いますと、
・ポリフェノール類
・有機硫黄化合物
・テルペノイド
・糖関連化合物
・長鎖アルキルフェノール誘導体
などです。
詳しくはこちらを御参照下さい。

ただ、5大栄養素と異なり、
食物繊維、phytochemical
ともに欠乏しても
致命的な障害は起こりませんが、

食物繊維は良好な腸内環境を
保ち、免疫機能やデトックス
にとても有用ですし、

phytochemicalは体内の
活性酸素を無害化し、
抗炎症、抗老化に
有用とされています。

 

通常、栄養を考える時に
主要栄養素:糖質、蛋白質、脂質
微量栄養素:ビタミン、ミネラル
までは考えます。
欠乏による障害が出ますから。

しかし、最新の研究では
「7大栄養素」と言う視点が
とても大切と言われています。

是非、これからは
・食物繊維
・phytochemical
も意識して下さい。

出来ることから、ひとつずつ
取り入れてみませんか?

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