Dr.Kのヘルスケア情報局
健康の維持増進、パフォーマンスアップのサポート
ホーム / メディア紹介 /

【食の血管への影響】

【食の血管への影響】

by 宮崎 光史

こんにちは、Dr.Kです!

British Medical Journal
2019年10月9日号に掲載された
興味深い研究報告のシェア記事。

「ベジタリアンは肉食より脳卒中リスク増/BMJ」
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/48750?utm_source=m33&utm_medium=email&utm_campaign=2019100201

心血管/脳血管性疾患の既往の無い
48188人を登録、食習慣により
・肉食(24428人)
・魚食(7506人)
・菜食(16254人)
と3群に分けて
平均14年に渡り追跡調査。

基礎調査期間と追跡調査期間の
両方で食習慣内容情報を得られたのは
28364人。

2016年までに
・虚血性心疾患
・脳卒中(脳梗塞、脳出血)
の発生について統計処理をした後に評価。

すると、
虚血性心疾患発生率:魚食群で肉食群より13%低い
菜食群で肉食群より22%低い
全脳卒中率:肉食群より菜食群で20%高い
と言う結果になり、
全脳卒中のほとんどは脳出血だった。
と言う報告です。

論文著者はこの研究の限界として、
・スタチンなどの薬物療法に関する情報が利用できなかったこと
・食事や食事以外に関する交絡因子の可能性
・対象者の多くが欧州の白人であり一般化できるかは限定的
であることなどを挙げています。

それよりも、
単に何をメインに食べてるか
と言う分類だけで一番大事な
栄養内容は触れられてません。

肉食メインの食習慣だと動脈硬化により
血管が詰まる率が他の食習慣より高い。
菜食の食習慣だと血管壁が脆弱になり、
破綻して出血する率が他の食習慣より高い。
と言う傾向があった。

と言うことなんですが、
・必須脂肪酸の摂取バランス
・必須アミノ酸の摂取バランス
・微量栄養素(ビタミン・ミネラル)
がとても大切です。

あくまで個人的推測ですが、
必須脂肪酸バランスがω3≪ω6
の時には細胞レベルの慢性炎症か悪化し、
動脈硬化が促進される傾向があり、
ω3不飽和脂肪酸を十分に摂る必要がある。

そして血管壁の強度に重要なのは、
タンパク質で作られる弾性繊維や膠原繊維です。
そしてある程度の柔軟性も大切ですが。
ですのでバランス良く必須アミノ酸を
摂れていないと血管壁が弱くなる傾向がある。

と言うことなのかと思います。

ただこの論文結果は
個人の適切な食習慣を示してくれる
訳では無いことに注意が必要です。

この記事を共有する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です