「世界禁煙デーに伴う禁煙週間」

厚生労働省が定めたテーマは

前回御紹介した通り、
「2020年、受動喫煙の無い社会を目指して
〜たばこの害から子ども達を守ろう」
です。2020年東京オリンピックまでに
受動喫煙を無くそうと言うのです。

大変素晴らしいテーマですが、
実はIOCやWHOからは日本は
「受動喫煙対策は世界最低レベル」
とまで言われていることを
御存知でしょうか

海外では公共の場、特に屋内は
全面禁煙であることが殆ど。
閉鎖空間において自由に喫煙
出来るところがあることが
問題視されているのです。

居酒屋や喫茶店をイメージ
してみて下さい。

分煙とは言いつつ同空間で
禁煙者と喫煙者に存在し、
空気に乗って煙草臭が
流れてくる。
これでは全面喫煙可と
何も変わらない、と言うのが
IOC/WHOの判断なのです。

完全に隔離された空間の
喫煙室を設けるか、
屋内全面禁煙とするかが
交際標準の対応らしいです。

今年の2月に書かれた記事ですが、
赤坂の商店街にて、飲食店の業界団体、
一般社団法人全国生活衛生同業組合中央会
の「分煙への理解」を求める署名活動
がされていた様です。

これまで受動喫煙対策が検討されると、
「完全禁煙派」:医師会など
「分煙派」:飲食店業界団体など
は互いの主張を述べ、
議論がかみ合わない時間を
費やすことが多かったと言います。

一般社団法人
全国生活衛生同業組合中央会の
伊東明彦事務局長は

「医療界の論客は、
あたかも紫煙をPM2.5と
同列になぞらえたり、
喫煙を犯罪行為のような
例えをすることもあった。」

「もし、たばこの害が
本当にそれだけあるのなら、
大麻並みに法律で禁止する議論を
堂々としてくればいい。
しかし、それはしないで、
喫煙者を隔離するだけの方策を
取ろうとする。社会は多様性を
認める方向に進んでいるのに、
たばこに関しては徹底的な
封じ込めを試みる。
これは弱い者いじめにしか
見えません」
と述べたと書かれています。

個人的には、
禁煙外来や喫煙に由来する
病気、健康障害に対して
多大なる医療費が注ぎ込まれて
いる現状を考えると、
麻薬同様に禁止するか、
自動車の様に購入については
免許制として、講習では
しっかり自分の身体と
周囲に与える害、喫煙ルールを
学んだ上で免許交付、
違反については減点、
点数が無くなれば免停、
煙草免許保有者は医療保険の
自己負担率は7割とする。
くらいやっても良いくらいだと
思っています。

はっきり言いましょう。
煙草の煙は健康に害を及ぼすことは
現代科学では間違いない事実と
されています。
だからこそこれまでの分煙では
同空間内にいる非喫煙者の
健康を害するリスクが高い。

もちろん、開放空間の喫煙者や
喫煙所の様な閉鎖空間に
非喫煙者が近づいたり
入ったりして喫煙を咎める
様な行為が為されることは
喫煙者への人権侵害だと
思いますし、
マナーを守った上で嗜好
として喫煙することは
自由だと思います。
もちろん健康へのリスクも
理解された上で。

そして、ある衆院議員秘書は
「喫煙によって健康を害する
リスクが高まるのは事実です。
しかし、完全にがんになる
エビデンス(証拠・根拠)は
認められていません。
にもかかわらず、
五輪を盾にして事実上の
禁煙社会をゴリ押ししようと
している」

さらに、厚労相経験者の
議員秘書は、
「こんな法案を通したら、
疲弊している地方の経済は
壊滅的な打撃を受ける。
一方の論理だけを振りかざして、
いい社会になるわけがない」
と述べたとか。

・喫煙により健康を害するリスクは高まるのは事実
・喫煙によりがんになるエビデンスは無い
だから五輪を理由に喫煙を制限するのはおかしい。
って、どう言う論理なんでしょう?

そして、疲弊する地域には
喫煙者しか居ないから
喫煙制限をすると
壊滅的な被害を受ける?

喫煙者がいるからこそ
なんとか首が繋がっているとは、
地方をバカにし過ぎでは?

2020年まであと3年。
新国立競技場も果たして
開会式までに完成するのか。
そして、日本はやはり
受動喫煙対策最低レベルの
評価のままなのか。

喫煙週間を考えるキッカケに
して欲しいし、議論して欲しい
と思います。

禁煙東京五輪へ「屋内全面禁煙」あなたはどう思う? | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

厚労省が受動喫煙対策法案を提出しようとしている。東京五輪に向けて飲食店など原則禁煙をめざすという。あなたはどう思いますか。


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