砂糖はクスリ!?

こんにちは!

ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です。

近年、糖質の摂り過ぎが「万病の元」
である事実が理解されて来ています。

避けるべきとされるのは

  • 砂糖
  • 小麦粉、白米等の精白穀物加工品
  • フルーツジュースや果糖含有加工品

です。

加えて、
全粒小麦粉、玄米や雑穀に
ついてはビタミン・ミネラル、

食物繊維が含まれるので良い
と言うことになってますが、
食べ過ぎには要注意です。

フルーツそのままであれば良い
と言う方も多いのですが、
果糖は肝臓で処理され中性脂肪へ
変換される為、血糖値にはあまり
影響が無いですが、中性脂肪への
影響が大きく、特に甘いモノの
摂り過ぎは避けるべきです。

 

砂糖やブドウ糖を利用した
加工食品、飲料については、
血糖値を乱高下させ
膵臓を疲弊させるとともに、
体内での慢性炎症を引き起こし、
糖尿病だけで無く多くの慢性疾患の
原因となっています。

 

ォイ、砂糖のどこがクスリなんだよ!!!

と思いますよね。

 

ところが、なんと
「砂糖がクスリとして有望」だと
言う報告が出て来たのです。

砂糖は抗生物質に代わる「未来の抗菌薬」になるかもしれない|WIRED.jp

塩の殺菌作用は有名だが、効果を得ようとすると「死ぬほど痛い」という副作用がある。だが、同じくらい効果的で痛みも少ない天然の治療薬が、実は砂糖だ。多剤耐性菌などの発生で抗生物質を初めとする最新の医薬も万能ではなくなりつつあるいま、何千年も前か

やったー!
スイーツや清涼飲料水が
クスリの代わりになるんだ!
と思われた方

申し訳ありません。

そういうことでは無く、
傷口に白砂糖を盛る、
と言う様な外用での話です。

 

塩の抗菌作用は皆さんご存知でしょう。
その為に「お清め」としても
利用されていますよね。

しかし、実は高濃度の砂糖にも
同様に殺菌効果がある様なのです。

もちろん、薄まってしまえば、
エネルギー源として使えますので、
細菌は大繁殖してしまいますが。

ですが、塩と違って砂糖は
痛みが少ないことが大きな利点です。

浸み出して来た体液で
濃度が下がらない様に、
こまめに交換する必要は
ありますけれども。

 

実は医療用ではありますが、
褥瘡(じょくそう、床擦れのこと)
で皮膚が無くなってグズグズに
なっているところの処置に使用する
イソジンシュガーと言うものがあります。

殺菌剤イソジンとグラニュー糖を
ペースト状にしたものですが、
実はイソジンは無くても良かった、
と言うことになりますね。

 

イソジンが入っていることで、
濃度が薄まっても殺菌効果が残る
と言う利点はありますが、
イソジンの体細胞への悪影響も
持続するということでもあります。

 

古くから世界各地で行われてきていた
「民間療法」が科学的に証明された
と言うことで、興味深いですね。

この他にも、
マヌカハニー等のハチミツや
天然オイルをベースにした軟膏
なども実績があり注目されています。

 

抗菌薬の多用により、
更なる耐性菌が出現している
先進国での救世主となるのか
注目されますね。