○○と言う健康法は正しいの?

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

昔からある
民間療法レベルの
健康法から、
もっともらしい
経験談やデータを伴う
食事法や運動法。

「○○と言う健康法は正しいんですか?」
と言う質問をよく受けます。

メディアでも
ドクター座談会の様な
形式で、正しい/誤りと
判断させる様なイベント
行われています。

ところが、不思議なことに、
・100%正しい
・100%誤っている
と言うことは
ほとんどありません。

その裏には、
「個人によって違う」
と言う事実があります。

そう、
例えすごい体験談があっても、
それがあなた自身に合うかは
医者にも分からないのです。

これは現代医療の症状を和らげる
対症療法についても同じです。

業界標準のガイドラインに
沿った治療をしても、
効果が出る人もいれば、
副作用が強く出てしまう人もいます。

ですから、医師は「絶対」は禁句。
ドラマの様なことは
現実には無いのです。

処方や処置が
ガイドライン的、技術的に完璧でも、
それが患者に正しい効果を
もたらすかは分からないのです。

もちろん、
多くの人に良い効果がある
可能性がある程度高いからこそ
ガイドライン、手技として
確立しているのですが。

もちろん、
多くの人に共通する
科学的事実もあります。
「生きていくには酸素が不可欠」
「生きていくには水が不可欠」
などですね。

では、「人によって違う」
と言うのはなんでしょう?

おおまかに言うと、
・遺伝的体質:代謝/消化酵素の強さやバランスなど
・生活習慣:成長過程の環境、食事など
が違うんですね。

そして、多くの病気は
70-95%が生活習慣が原因
と言われています。

少なくとも現時点では
努力や金でどうにもならない
遺伝的体質は5-30%程度
と言うことです。

今後、
遺伝子操作が容易になれば、
この5-30%もコントロール
出来る様になるのかも
知れませんけどね。

そして、
どの様な生活習慣が良いか
おおまかな傾向は多くの人に
共通していますが、
細かいことは人によって
異なるのが事実なのです。

ですから、
医師などの専門家に聞いても
誰を対象に話をしているのかで、
・正しい
・誤り
と言う判断に差が出るのです。

【先進国現代人に共通する問題例】
・糖質過剰
・蛋白質不足
・微量栄養素欠乏
・脂質バランス不良
・毒性化学物質蓄積
など

現代人に程度の差はあっても
広くアレルギー反応が起きている
可能性があるとされている食材は
皆さんも聞いたこと
あるかも知れませんが、
・小麦:グルテン
・乳製品:カゼイン
・ナス科植物:レクチン
などがありますが、
反応には個人差が大きいですし、
目に見える異常が出ない方がほとんどです。

 

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