正しいデトックスの知識とは

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

しばらくご無沙汰してました。
申し訳ありません。(^_^;)

メンターである
Dr. Isaac JonesとDr.Matthew Accursoの
今年のプログラムをサポートしており、
彼らが米国にて実際に使用している
マニュアルを日本語化しております。

その中に、
とても大切な考えがありましたので、
共有させて頂きたいと思います。

デトックスとは

「デトックス」って聞いたことありますか?
日本語だと「解毒」「排毒」と言う感じでしょうか。
「身体に良くないものを出す」
と言うことですね。

では、「身体によくないもの」って
一体なんでしょう?

・様々な化学物質(家具などに使用される溶剤 、食品添加物など)
・病原微生物や病原微生物が放出する毒素
・個人的に身体に合わない天然物質
などですね。

では、デトックスをする為には
どうすれば良いでしょうか?

デトックスの方法

細かい方法論や使用するものは
たくさんありますが、
ザックリ言ってしまえば、
・身体に良くないものを入れない
・身体に良くないものを出す
と言うふたつのやり方があります。

一般的に「デトックス」と言うと、
特定のサプリメントや薬品を利用し、
「身体に悪いものをドバっと出す」
みたいなイメージだと思います。

ただ、それだけでは片手落ちなんですね。

身体に悪いものを入れない

では、身体に悪いものを入れないとは
言っても、何をすればよいのでしょうか?

現代社会の現状では、
・重金属:水銀や鉛など
・カビなどの生物毒
・食品添加物やパーソナルケア用品の添加物
・建築材料や家具、生活用品に含まれる化学物質
・自分がアレルギー反応を起こす食材や花粉など
などなどがあります。

理想的にはこれらを完全に
入れないことが出来れば良いですが、
現実的には不可能ですし、
北極や南極の様なところへ行っても、
実は様々な化学物質汚染がありますし、
宇宙空間へ行っても同じことです。

加えて言うと、
完全無菌の環境は、
逆に免疫機能などに
問題を起こします。

ですので、
可能な限り避ける
と言うのが一番の対策になります。

と言うかそれしか出来ませんよね。

身体に悪いものを出す

では、身体に悪いものを出すには、
どうすればよいのでしょうか?

特殊な薬剤を用いた
デトックスも場合によっては
必要になりますが、
日常的に一般人がする
ものではありませんよね。

身体から毒素を排出する機構としては、
・排便
・排尿
・発汗
・毛髪、皮膚など
と言うものがあります。

便からは約75%
尿からは約20%
汗からは約3%
毛髪などは約2%
と言われています。

ただ、汗はほとんど水分で
排毒効果は無い、と言う
専門家もいます。

発汗する習慣を続けることは
デトックスと言うよりも、
精神的なリフレッシュ効果と
言う意味では有効かと思いますが、
デトックス効果への
過度の期待はしない方が
良さそうです。

ですので、
腎不全などで無ければ、
快便快尿を保つ
排便排尿をなるべく我慢しない
と言うのが基本的対策ですね。

一番大切な意識とは…

では、
・なるべく入れない
・快便快尿を保つ
をしていれば大丈夫
なのでしょうか?

基本的にはそうです。

ただ、大切な考え方があります。

毒素の流入流出のバランスです。

どれだけ入れない様にしても、
十分に出せていなければ、
少しずつでも溜まっていきます。

どれだけ出しても
それ以上に入れれば、
これもまた溜まっていきます。

入れるのも出すのも
絶対量だけが重要なのでは無く、
出入りのバランスが大切です。

言われれば当たり前ですが、
あまり日常的に意識していない
方が多いのでは無いかと思います。

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