ヘルスコンサルタント

牡蠣?柿?

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

牡蠣を食べると時として
体調や体質により起こる嘔吐下痢症。
その原因ノロウイルス対策として
柿渋が有効と言うことが
広島大学の研究で明らかになっています。

加えて、ノロウイルス以外の
多様なウイルスも不活化する
とのことで注目されています。

今更ですが、柿渋について
調べてみました。

そもそも柿渋って何でしょう?

「渋柿」に含まれる多種ポリフェノール
(タンニン、カテキン、フラボノイド等)
を含む高分子の結合体です。
渋柿を青いうちに砕いて発酵させ、
その搾り汁を熟成させた製品
のことも指します。

ポリフェノールの含有量は
柿渋100g中に3500mg。
緑茶230mg、赤ワイン300mgですので、
なんとその10倍以上も含まれてる
ことになります。

柿には甘柿、渋柿があります。

厳密に言うと
・完全甘柿:種が入らなくても渋が抜ける
・不完全甘柿 :種が入ったところだけ渋がぬけて褐斑が入る
・完全渋柿:渋がぬけない
・不完全渋柿:種が入ると不完全だが渋が抜け、種の周りだけ甘くなる 
なる分類があるそうです。

甘柿の品種は
タンニンの含有量が少ない
品種を交配して創られています。

カテキンのうち
エピガロカテキンガレート(EGCG)
と言うカテキンは最も機能性が高く、
制癌効果などが報告されており、
EGCGが豊富なカキタンニンも
高い制癌効果が報告されています。

そして渋味を感じるのは
舌の味蕾細胞のタンパク質と
柿の水溶性タンニンが結合するから。

渋柿を美味しく食べる為に行われる
渋抜き(脱渋:だつじゅう)は、
炭酸ガスやドライアイス、
あるいはアルコール(焼酎)を
用いて行われます。

密閉容器の中で炭酸ガス処理すると、
果実は無酸素下に無気呼吸を行います。

すると、ブドウ糖がTCAサイクルに
入らずに、その手前のピルビン酸から
アセトアルデヒドやエチルアルコールが出来、
アセトアルデヒドとカキタンニンが縮重合することで、
より大きな分子となって不溶性タンニンとなり、
渋味を感じなくなります。

不完全甘柿も未熟な時には
水溶性タンニンがあり渋いのですが、
種子が成熟するとすると無気呼吸を行い
発生するアセトアルデヒトと縮重合して
不溶性タンニンとなります。

自然に甘くなる柿と同じ様な反応を
起こして渋みを感じなくする、
と言うことですね。

 

柿渋の性質

柿渋の主成分
カキタンニンは
4種類のカテキンが
ポリマーになったもので、
分子量が13000-15000程度。

高分子の物質、例えば
タンパク質やセルロースと
カキタンニンに豊富な水酸基(-OH)
とよく結合する
そうです。

この性質を利用して、
・清酒の澱(おり)落とし
・紙の補強(セルロースと結合)
・サビ止め
・電子基盤の金の回収(柿皮を硫酸処理して加熱すると金と特異的に結合するそうです)
などに使われています。

そして、健康効果としては
①血圧降下
②ウイルス不活化作用
③制癌作用
④悪酔い防止
などが報告されています。

抗菌効果、抗真菌効果もある様ですが、
しっかりした研究報告は無さそうです。

分子量13000-15000のカキタンニンは
消化吸収されませんが、

降圧効果、制癌効果については
経口摂取での効果が確認されています。

その効果がどうして起こるのかは
解明されていませんが、
今後の研究が待たれますね。

また、上記健康効果は、
水溶性タンニンの効果であり、
不溶性タンニンでは
効果は無い様です。

ただ、不溶性タンニンを含む柿を
経口摂取した場合でも、
胃酸の作用で縮重合が切られて
一部は水溶性に戻る
と言う研究報告もあるとのことで、
甘い柿を経口摂取しても
ある程度は効果ある様ですね。

 

経口摂取可能な柿渋

健康効果のある柿渋が
サプリメントみたいな感じに
なっていれば、
海外で天然の抗生物質と言われる
オレガノオイルの日本版的な
感じに使えそうだな、
とふと思って調べると、
なんとありました!

大阪西川さんで作られている
「柿渋カプセル」
「玉の澁」(液体)

柿渋自体は平安時代から作られ、
様々な用途に使われていましたが、
一説によると、戦国時代頃に
刀での切り傷に塗るようになり、
江戸時代頃に飲用し始め、
漢方扱いになったとか。

漢方では柿漆(ししつ)と呼び、
・高血圧
・脳卒中後遺症
・夜尿症
・扁桃炎
・含嗽薬
・火傷や湿疹などへの冷湿布
・凍傷への塗布薬
などとして用いられます。

製造元の大阪西川さんは、
元禄年間(1688年~1704年)に
京都伏見で創業し、現社長さんは七代目!
とのことでビックリですね。

実はかなり昔から
使われてきたんですね。

 

最近では「歯周病に有効」
として使用を勧められる
歯科医もいらっしゃる様です。

基本的に液体柿渋は
大変臭くて激しく不味い
と言う大きな問題があるみたい
なのですが、

最初は拒絶している人でも、
体調によっては飲めてしまう

身体が要求して飲める人でも、
体調が改善すると飲めなくなる

と言う性質がある様です。

まさに漢方薬の性質ですが、
・身体が要求していれば飲めて、
・要求していなければ飲めない、
と言うことの様です。

飲めるかどうか確認すれば
飲み時と止め時がわかる、
と言うことですね。

漢方の煎じ薬と同様に、
身体が慣れてしまわないように、
「7日間服用して7日休薬する」
様な形で飲むのが良い様です。

柿渋をうまく使うと
面白いかも知れませんね!

もし
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「多くの人が不足しがちだけどあまり言われない重要なもの…。」

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

「健康的な生活」の為に
・栄養
・運動
・休息
・瞑想
と言うことは良く言われます。

ただ、現代人の多くが
陥っているもう一つの
要因があります。

なんだか分かりますか?

色々思いつくかも知れませんが、
今回の答えは
「酸素不足」です。

えぇ?
普通に呼吸してるし、
別に空気中の酸素が薄い
ところに住んでないです!
と思いますよね。(^_^;)

現代人の多くは猫背!

どういうことかと言いますと、
現代人の多くは前傾姿勢を
取る時間が非常に長くなっています

特にパソコンやスマホなどを
いじったりしていると、
前傾姿勢がちになります。

筆記用具でアナログに作業を
する場合でも同じことでは
ありますが。

この前傾姿勢が習慣化する
と言うことは、脊柱や脊髄に
過剰な負担を敷いていると言う
一面もあります。
人間の平均的な頭部の重さは
どれくらいだと思いますか?

正解は5-6kg
よくボーリング球と同じくらい
と表現されます。

正しい姿勢であれば、
全脊柱で重さを受け止められる
のですが、頭が前に出ればでるほど
首まわりの負担が大きくなり、
僧帽筋などを緊張させサポート
しないといけなくなります。

ですので、
定期的に休憩するとともに
後屈運動や腕を回したり
上げ下ろしする様な運動が
とても大切になります

また、最近では
歪んだ姿勢が続いていると、
細胞骨格を
形成している
構造が歪んで
細胞機能にも
影響を与える

と言う報告もあります。

猫背と酸素?

それはわかったけど、
なんで酸素?
と思いますよね。

では、思い切り背中を丸めたまま
深呼吸してみて下さい。

その次に姿勢をまっすぐにして
出来る限り深く深呼吸してみましょう。

どちらが多く吸えましたか?

まっすぐの時ですよね。

前傾姿勢を続けていると、
呼吸が無意識のうちに
浅くなります。

そうすると、
十分に酸素が取り込めず、
気が付かないうちに
酸素不足になっている
と言うことが意外に
多く起こっているのです。

休憩の時の深呼吸の重要性

ですから、
休憩時に前後屈運動や
腕まわし、腕の上げ下ろしを
すると同時に深呼吸も
意識しましょう。

もし、深呼吸をして、
気分が悪くなったり、
クラクラする様な場合、
あなたは慢性的な低酸素
に慣れ過ぎていると
言うことなんです。

無理は禁物ですが、
少しずつ深呼吸をする
習慣を増やしていきましょう

いままでなかなか治らなかった
慢性的な症状が少し良くなったり
集中力が上がったり
してくると思いますよ。

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健康には「個人差」が大切

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

「○○の推奨摂取量/バランス」
と言う様な質問をされることが
度々あります。

ネットやメディアにも
多くの情報がありますが、
実は個人差が結構あります

もちろん、何らかの症状がある場合、
それを改善させるをする為の目安としての
制限値はありますけどね。

遺伝子検査などを行い、
個人の傾向を推測することも
出来ますが、基本的には
実際に摂取しながら
実際の体調の変化を確認する
ことが大切になります。

例えば健常人の場合には
摂取カロリー換算あるいは
摂取重量換算(やりやすい方で結構です)で
20-25%程度の蛋白質
の摂取が望ましいと
言われていますが、
実際には
・40%程度の方が体調が良い
・15-20%程度の方が体調が良い
と言う方もいます。

完全菜食を勧める方には
5-10%で十分と言う方もいますが、
それがあなたに合うかどうかは
別問題と言うことです。

「糖質制限」が良い悪いと
言う記事もよく見かけますが、
「糖質過剰」が問題なのは事実。
ですから、「甘い物」を
常食/習慣的摂取することは
やめましょう。

本質的な糖質制限は
それをしっかりやった上での
話になります。

しかし、
「糖質完全ゼロ」を目指しても
事実上困難ですし、合わない方も
多いのでは無いかと思います。

夜に適度な量の良質な糖質を
摂ることが身体に必要な方も
いますし、良質な睡眠に良い
と言う研究もあります

ビタミンやミネラルの
必要摂取量についても
一般論的な最低摂取量は
公的機関が提示していますが、
実は個人の環境や体調
嗜好品常用薬剤などで
大きく変わってきます。

環境、嗜好品、薬剤使用により
活性酸素や毒物の代謝の為に
微量栄養素が消耗されることで
最低摂取量はクリアしていても
相対的に不足になる場合も多い
と言うことです。

ですから、
自分の生活や環境に応じて
必要な栄養素はしっかりと
サプリメントなどで補給する
と言うことも大切かと思います。

もちろん100%食事から摂れたら
理想ではありますけどね。

ただ、
サプリメントを摂っているから
暴飲暴食、添加物入りの加工食品ばかり
食べても大丈夫
と言うのはやめましょう。

サプリメントは
あくまで栄養補助として
使うためのものです。

自分にあった
・蛋白質(Proteins)
・脂質(Fats)
・炭水化物(Carbohydrates)
のバランスを見つけ、
・微量栄養素(ビタミン・ミネラル)
・食物繊維
・ファイトケミカル(植物栄養素)
を意識した食事をした上で
必要なサプリメントを
必要な時に使用する
と言うのが適切な使用
かと思います。

ただ、個別の栄養素だけを
あまりに偏って摂取すると、
結局は他の栄養素を
相対的に不足している状態に
してしまうので注意しましょう。

そして、
普段はその様な生活を
しっかり心がけている
のであれば、
たまには糖質食品などを
食べてみても大丈夫です。

習慣的に継続摂取することが
問題であり、普段適切な
生活で身体が整っていれば、
1-2回程度の影響はすぐに
回復することが出来ます。

もちろん食べたくなければ
無理に食べる必要もありません
けどね。(笑)

これもまた、
「主治医はあなた自身」
と言うことに繋がります。

でも、
暴飲暴食し喫煙飲酒しているのに
健康で長生きしている人もいます!
と言う意見もあるでしょう。

どうしてだと思いますか?

実は、
生活習慣/環境の影響は、
2-3世代に渡って影響する
ことが分かってきています。

もちろん素晴らしい遺伝子を
持っていると言う場合も
あるでしょうが、
その様な場合の多くは、
祖父母世代あるいはその前の世代の
生活習慣/環境が素晴らしく、
その方への負の遺産が限りなく
ゼロに近かったと言う場合が殆ど
なのです。

そしてたとえ
あなたの両親、あるいは祖父母の
生活習慣が良くなかったとしても、
自分の努力で
より良くすることは
可能
です。

そして、その努力は
子や孫の世代への素晴らしい遺産
となるのです。

ですから、
あなたは自分だけでなく
「子や孫の主治医」
であると言う側面もあるのです。

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あなたの主治医は誰ですか?

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

週末は大阪での
Dr. Jonesのセミナーに
参加してきました!

ベーシックな基本は、
2年前から変わっていませんが、
参加者からの希望/質問に応じて
内容が変わってくるので、
前は聞けなかった様な話も
多々出てきました。

やはり参加者の多くが感じているのは
「医療従事者の様な有資格者」では無い
自分達が「患者さん」に対応すること
への不安の様でした。

今回の記事は、
これから求められる
「健康」への意識
について書いてみました。

 

「健康」とは?

では、そもそも
我々ヘルスコーチ/コンサルタントが
クライアントを支援する目的である
「健康」とは一体なんでしょうか?

・病気じゃない
・病院に行ってない
・薬を飲んでない
・まだ動ける

など色々あるかと思います。

WHO憲章前文にある定義では、

Health is a state of complete physical,
mental and social well-being
and not merely the absence of disease or infirmity.

「健康とは、
病気でないとか、
弱っていないということではなく
肉体的にも、
精神的にも、そして
社会的にも、
すべてが満たされた状態
にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

あなたは如何ですか?

 

健康を目指すために

では、今現在健康では無い人は
どうすればよいのでしょうか?

・病院外来を定期受診する
・健康診断を定期的に受ける
などがあるかと思います。

本当でしょうか?

実は、身体は本来は
自然に健康になる様に、
健康に戻る様になっています。

疲れたら休む
運動不足だったら動きたくなる
お腹が空いたら食べる
不足している栄養素を欲する
食べ過ぎたらしばらく食べない
具合が悪くなったら食べずに内臓を休める
病原体に感染したら発熱して免疫系を活性化させる

などなど。

その自然なシステムが
正常に機能していないことが
多くの現代人にとっての
問題となるのです。

・化学物質による過剰刺激
・毒物の蓄積
・様々な「不足」
によって
本来の身体の声が聞こえないので、
偽の渇望感や倦怠感に
突き動かされているのです。

 

ですから、健康の為には
障害となっていることを取り除き、
自然に身体が健康になるシステムを
正常に機能させる
ことがとても大切なのです。

 

主治医はあなた自身

我々ヘルスコーチ/コンサルタントは
基本的にはあくまで知識を提供
実践をサポートするだけです。

障害が取り除かれ、
あなたの身体のシステムが
自然に健康に向かえる様に
するだけです。

そのためには、
・日々口に入れるもの
・自分がいる環境
・定期的な運動習慣
・ストレス対策
自分で意識すること
とても大切になります。

そしてそれは、
あなた自身以外の
誰も出来ないこと。

どんなに我々
ヘルスコーチ/コンサルタントが
食事指導やサプリメントを
提供したところで、
あなた自身が
・カビ臭い家に住み
・安い揮発性有害物質を含む家具を使い
・添加物たっぷりの加工食品を食べ
・毒性報告のある合成添加物を含むパーソナルケア用品を使い

・ほとんど運動習慣も無く
・仕事もプライベートもストレスまみれ
であれば、
なにも変わらないのです。

そして、
何らかの症状が出てきた場合に
安易に薬を使うことが、
逆に身体を不調に追い込む
と言うことも分かっています。

特に、
抗菌、除菌、殺菌などと
書かれた日用雑貨や洗浄剤。
どんどん免疫系を狂わせます。

 

ヘルスコーチ/コンサルタントは治さない

ですから、
我々はあくまでサポート。

病院でやる様な
・針刺し
・血液採取、薬物注入
・切開縫合
などの医療行為は一切しません。

何らかの検査が必要な場合は、
自宅で御自身で血液や尿、毛髪などを
採取して検査機関へ送付して頂く
検査キットを使います。

・食事改善
・生活環境改善
・生活習慣改善
などを十分に実践した上で
必要がある場合には
御本人が希望される場合には
特殊なデトックスをサポート
させて頂くこともありますが、
あくまで元気になった方が
それ以上の効果を求める場合のみ。

重金属の急性中毒患者に行われる様な
点滴キレーション治療などは
医療行為が絡むので、
そもそも法的に出来ません。

 

では、不調や症状のある方は対象外?

既に不調を感じていたり
病院で治療を受けている方が
健康になりたい場合は?

自分は何もせずにとにかく
症状を軽く/消して欲しい
と言う方は是非病院で
「治療」をしてもらいましょう。

ただ、御本人や御家族が、
終わりの見えない内服や通院を
自分でなんとかしたい、
と言う場合にはサポート出来ます。

ですから、ヘルスコーチ/コンサルタント
を活用される場合には、
「あなたが自分の主治医となり実践する」
と言う意識が必要となるのです。

そして、これは
これからの時代には
全員が持っておくべき意識
になってきます。

既に破綻しているとすら
言われる皆保険制度が
騙し騙しなんとかすら
やっていけなくなった場合、
「病院での治療=破産」
と言う米国の現状が
他人事ではなくなります。

そして、この様な意識を持ち、
ヘルスコーチ/コンサルタントを
活用して頂くことで、
病気予防になるだけでなく、
エネルギーも向上し、
公私共に生産性が上がり、
最期まで生産的な人生を歩める
チャンスを最高にすることが出来ます。

家系に病気の方がいればなおさらです。
ほとんどの慢性疾患の原因として、
生活習慣は70-95%
遺伝は5-30%
と言われるくらいです。

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健康的な生き方の為に大切な考え方(2018年10月31 版)

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

アブラシリーズ、
様々な反響を頂き、
有難う御座いました!

 

さて、11月2日〜4日には
メンターのDr. Jonesの
大阪セミナーが開催予定です。

健康や病気予防の
最先端の知識を学んで
きたいと思います!

 

海外発の健康情報では、
海外にある希少な植物や
食べ物、サプリメントが
推奨されたりします。

それらを追い求めて
メディアに踊らされている
様に見える人が多いですね。

それらが有効な方がいる
と言うことは事実ですし、
否定してはいけませんが、
逆に「世界中の人達が、
365日全く同じ様な食事を
することが果たして健全か?」
と考えることが大切です。

 

自分は様々な勉強をしますが、
健康を実践していく為の
生活習慣/環境を実践する
正解はひとつでは無い
と感じています。

もちろん、
ベースとなる基本的な考え方は
共通することがありますので、

素直に理解して吸収すべき
とは思います。

 

自分も、
Dr.JonesとDr.Mattから
様々な知識を学んでいますが、
それぞれの地域や文化、
個人に合うベストなやり方を
見出す手助けをすることが
とても大切だと思います。

あくまで例え話ですが、
アマゾンなどの秘境にしか

自生しない様なモノを
世界中の人々が健康の為に
常食し始めたら、
完全に供給不足になりますし、
それ以外にもあらゆる地域に
それぞれ健康の為になる
食材や食事法はあるはずです。

 

「『文明化』と言う名の『生活の均質化』」
が実は様々な問題の原因なのかも
とも思うくらいです。

 

特に、日本は
元禄時代の食事は
世界一健康的だった

とする報告もあるくらいです。

絶え間なくメディアで紹介される
数多の食材やサプリメントは
確かに素晴らしいモノですが、
自生している地域の人、
手に入る人達が使えば良いこと。

自分の住んでいるところに合った、
そして季節に合ったものが
あるはずです。

もちろん、
すぐに効果を出したい場合には、
言われたモノややり方を取り入れて
愚直に実践するのが一番
でしょう。

しかし、
世界中で全く同じことを
実践し続けていくと言うことは、
あまりに不自然です。

細かいことを言えば、
・体内代謝に関わる酵素などのバランス
・腸内細菌叢の菌株数やバランス
・生活環境による栄養不足や毒物蓄積

などが個人差には
関わっているのですが。

だからこそ、
個人や個別の環境に合わせて
健康の実践を支援する為の
コーチ、コンサルティング、
と言うことが大切になる
のです。

 

自分は、
日本人に合うモノを使い
日本人の為の健康実践
を支援していきたい
と思っています。

将来的には、
海外でも、
現地の方に合うモノを使い
現地の方の為の健康実践
を支援していければ
と思っています。

 

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○○と言う健康法は正しいの?

こんにちは!

ヘルスドクター
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昔からある
民間療法レベルの
健康法から、
もっともらしい
経験談やデータを伴う
食事法や運動法。

「○○と言う健康法は正しいんですか?」
と言う質問をよく受けます。

メディアでも
ドクター座談会の様な
形式で、正しい/誤りと
判断させる様なイベント
行われています。

ところが、不思議なことに、
・100%正しい
・100%誤っている
と言うことは
ほとんどありません。

その裏には、
「個人によって違う」
と言う事実があります。

そう、
例えすごい体験談があっても、
それがあなた自身に合うかは
医者にも分からないのです。

これは現代医療の症状を和らげる
対症療法についても同じです。

業界標準のガイドラインに
沿った治療をしても、
効果が出る人もいれば、
副作用が強く出てしまう人もいます。

ですから、医師は「絶対」は禁句。
ドラマの様なことは
現実には無いのです。

処方や処置が
ガイドライン的、技術的に完璧でも、
それが患者に正しい効果を
もたらすかは分からないのです。

もちろん、
多くの人に良い効果がある
可能性がある程度高いからこそ
ガイドライン、手技として
確立しているのですが。

もちろん、
多くの人に共通する
科学的事実もあります。
「生きていくには酸素が不可欠」
「生きていくには水が不可欠」
などですね。

では、「人によって違う」
と言うのはなんでしょう?

おおまかに言うと、
・遺伝的体質:代謝/消化酵素の強さやバランスなど
・生活習慣:成長過程の環境、食事など
が違うんですね。

そして、多くの病気は
70-95%が生活習慣が原因
と言われています。

少なくとも現時点では
努力や金でどうにもならない
遺伝的体質は5-30%程度
と言うことです。

今後、
遺伝子操作が容易になれば、
この5-30%もコントロール
出来る様になるのかも
知れませんけどね。

そして、
どの様な生活習慣が良いか
おおまかな傾向は多くの人に
共通していますが、
細かいことは人によって
異なるのが事実なのです。

ですから、
医師などの専門家に聞いても
誰を対象に話をしているのかで、
・正しい
・誤り
と言う判断に差が出るのです。

【先進国現代人に共通する問題例】
・糖質過剰
・蛋白質不足
・微量栄養素欠乏
・脂質バランス不良
・毒性化学物質蓄積
など

現代人に程度の差はあっても
広くアレルギー反応が起きている
可能性があるとされている食材は
皆さんも聞いたこと
あるかも知れませんが、
・小麦:グルテン
・乳製品:カゼイン
・ナス科植物:レクチン
などがありますが、
反応には個人差が大きいですし、
目に見える異常が出ない方がほとんどです。

 

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「酵素」は大切!?

こんにちは。

ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です。

健康関連で「酵素」と言う
キーワードが出てきます。

大元を辿っていくと、
Edward Howell博士の
「Enzyme Nutrition(酵素栄養学)」
に行き着きます。

「酵素栄養学」とは?

専門書もあるくらいですので、
1ブログ記事で詳しく書くことは
不可能ですが、エッセンスだけ。

一生のうちで作れる酵素の量「潜在酵素」
が人によって決まっていて、
食べ物に含まれる酵素「食物酵素」
を食べて補うと
「潜在酵素」の消費量を節約できる
ので寿命が延びる
というものです。

酵素を「栄養の一種」と捉えて、
「酵素不足が万病の元」
としています。

そして、
酵素は加熱すると変性失活するので
加熱した食品よりも
非加熱/低温調理食品を
食べる方が体に良いとか、
発酵食品には酵素が多く含まれるから
食べると体に良いのだとしています。

 

「酵素栄養学」の不思議

確かに、
その様に考えて食事をすることで、
熱に弱い栄養素を壊すことなく
摂ることは可能でしょう。

しかし、この「酵素栄養学」が
もし真実なのであれば、
「生化学」の常識が根本的に
変わる様な「原則に矛盾」
したところが多いのです。

さきほど簡単に説明した内容で
説明しますと、

「酵素の生成量は上限がある」

体内の生化学反応に必要な酵素は
遺伝情報に基づいてアミノ酸を
独特な配列に組み上げることで
特定の蛋白質が作られます。

上記では言及しませんでしたが、
Enzyme Nutritionでは
実際に体内で働く酵素を
・消化酵素
・代謝酵素
として大きく分け、
一方を節約することで
もう一方を助ける
と言う理論もあります。

消化酵素については後述しますが、
「酵素の生成量は一生で上限がある」
と言うことは、
「酵素は消耗品」
と言うことが前提になります。

酵素の定義は
日本工業規格(JIS K 3600-1310)には
「選択的な触媒作用をもつタンパク質を主成分とする生体高分子物質」
とあり、これは現代科学の共通概念です。

よく分からんぞな…
と言う方も多いかと思いますが、
・ある作業に特化して
・作業の進みを速くしてあげるサポーター
と言うことです。

あくまで「サポーター」であり、
作業(化学反応)に直接的には関わらず、
化学反応の前後で消費されない
と言うことです。

そして、人間の消化酵素には
・蛋白質分解酵素(プロテアーゼ)
・糖質分解酵素(アミラーゼ、スクラーゼ、ラクターゼなど)
・脂質分解酵素(リパーゼ)
(上記はそれぞれ何種類もあります)
が主にありますが、
それぞれの生成分泌量やバランスに
個人差があると言うことは
事実かと思います。

ですから、人によって、
・蛋白質の消化吸収が得意/不得意
・糖質の消化吸収が得意/不得意
・脂質の消化吸収が得意/不得意
と言う違いがあるのもまた自然です。

そして、何を食べたとしても、
食べると言う刺激に伴って、
「消化酵素」は分泌されるのです。
もちろん、蛋白質か糖質か油脂かで
消化酵素の分泌傾向は変わります。

「外から『食物酵素』が来るから」
と消化酵素の分泌が少なくなったり、
無くなったりすることは無いのです。

「食物酵素」が消化酵素を節約する?

では、
「食物酵素」は体内で
有効に働くのでしょうか?

ある程度は働くでしょう。

大根おろしを焼き魚と一緒に
食べることでなんとなく
スッキリすることもあります。

酵素の重要な性質があります。
・至適温度
・至適pH(酸・アルカリ)
と言うのが各酵素により
厳密にあるので、
その酵素に適した環境で無い限りは
触媒としての活性は極端に落ち
極端な温度やpHにより
蛋白質が変性するのと同様に
アミノ酸の塊になってしまいます。

人間が何かを口にした場合、
口から食道を通り、最初に入る
胃は塩酸主体の胃液を分泌しており、
ほとんどの蛋白質が変性失活する様な環境です。

蛋白質分解酵素を含む植物を
調理過程で使うことで、
肉が柔らかくなったりする
と言うことはありますが、
それを口から入れたところで
本当に消化管内で酵素として
働くのか、は疑わしいとしか
言えません。

誰もが認める事実として、
口から外来酵素を入れると、
殆どは消化吸収過程で失活し、
アミノ酸供給源となる
と言うことです。

確かに「酵素」は大切です

とは言え、
生きていくために
「酵素」は大切なことは事実です。

極端な高温下、低温下で
ほとんどの生命体は
生きられないのです。
(極一部の特殊な生命体は除きます)

ただし、それは
「自前の酵素」である
ことが大前提です。

 

発酵食品や酵素ドリンクの効果は?

では、
発酵食品や酵素ドリンクは
意味がない
のでしょうか?

「潜在酵素」の節約
と言う意味では意味がない
と考えるのが科学的です。

では、食べる必要が無い?

酵素ドリンクも発酵食品の一種
ですので、発酵食品全体として
話をさせて頂きますと、
元々の食材に含まれる栄養分が
発酵に関係する微生物により
細かく分解されることで、
人間では消化できない成分も
吸収出来る様な有用成分に
変わったり、
微生物自体が腸内環境に
良好な影響を与えます。

加えて、
含まれている酵素は
消化過程を経て、
アミノ酸源として働く
ことは誰もが認めることです。

まとめると、発酵食品の利点は
・材料の栄養成分の吸収を良くする
・腸内環境を改善する
・アミノ酸補給
となります。

非加熱/低温調理は善、加熱料理は悪?

これもよく話題になります。

ビタミンの一部などは
熱に弱い為、非加熱調理で
摂取することで有効に取り込める
と言うことは事実です。

しかし、加熱することで
・細胞壁を壊すことで
 生では吸収率が低い栄養成分の
 吸収率を高められる

・脂溶性ビタミンは
 油調理をすることで
 吸収率が上がる

・食中毒の原因となる
 細菌や寄生虫を死滅させられる
 (耐熱毒素は残存するので要注意)

と言う様な効果があります。

加熱料理されたものばかりでは、
熱に弱いビタミンは不足するでしょう。

しかし、非加熱の生食ばかりでも
別の栄養素は吸収率が低く、
不足するリスクが高いのです。
加えて食中毒や寄生虫感染の
リスクも出てきます。

正しい知識をもって正しい習慣を
取り入れましょう。

あなたも出来ることから
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参加されるのもよいかと思います。

ω3脂肪酸を何から摂るか?

こんにちは。

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

昨日は
「ω3不飽和脂肪酸」
「腸内環境と精神症状」
についてお話しさせて頂きました。

その中で、
「不飽和脂肪酸は酸化しやすい」
「酸化油は毒と認識せよ」
と言うことを書きましたが、
「酸化していない不飽和脂肪酸を
どの様に摂ったら良いのか?」
と言うことを聞かれました。

まず、
不飽和脂肪酸は
ω3、ω6、ω9の三種類に分類されます。
そして、酸化のしやすさは
ω3>ω6>ω9の順になります。

生体内にある脂肪酸は、
基本的に酸化し難い
ことが知られています。

ですので、
搾ったり抽出した液状の油
は酸化しやすいです。

このことから、
液状植物油を使うべきではない
と主張する専門家もいます。

この様な方は、
・植物
・魚
・藻類
・オキアミ
などから摂ることを
推奨されています。

調理過程での加熱は
酸化を促進させますが、
焼き魚程度であれば、
魚に含まれる脂肪酸は
問題となるほど酸化しない
とも言われています。

また、搾った油は
不飽和脂肪酸しか含まれていない
わけではありません

植物であれば
・抗酸化物質のファイトケミカル
・抗酸化作用のあるビタミン
などが含まれていますので、
搾ったらすぐに酸化する
と言うわけではありません。

エキストラヴァージンオイル
が良いと言われているのは、
こういう成分が残っているので
脂肪酸がより酸化しにくいから
と言う側面もあります。

そして、
単一の脂肪酸のみが
含まれているわけでもありません。

ω3が比較的多く含まれる
生物はかなり限られていますが、
植物にはω6、ω9、飽和脂肪酸などが
様々な割合で含まれています。
その中で比較的主体となっている
種類の油に着目した上で、
「○○はω△(不飽和脂肪酸)」
と言う言い方をすることはあります。

捕食する生物をまるごと
食べることで十分な栄養をバランス良く
摂取出来れば理想的ですが、
現実的では無いと思います。

可能な限りはそうした上で、
良質な液状油やサプリメント
利用すると言うのもアリだと思います。

サプリメント製品は、
酸化していない良質なものが
見つかれば良いですが、
実は多かれ少なかれ
酸化してしまっている
と言う報告すらあります。

どこまで追求するか
と言う問題になりますが、
本当に心配であれば、
荏胡麻(えごま)や亜麻仁(あまに)を
食べる直前にミルサーで
粉末にして食べたり飲んだり
するのも良いかと思います。

藻類のサプリメントも
何種類もあります。

・スピルリナ
・クロレラ
・ユーグレナ
・ナンノクロロプシス
などがあります。

その中でも、ω3脂肪酸含有量が
ずば抜けており、その他の成分も
他の藻類と比較して遜色ないモノ
あります。

ナンノクロロプシスです。

搾出油、抽出油では無いので酸化し難く、
クロレラの様に細胞壁が硬く無いですので、
消化吸収率も悪くないです。

上記リンク先の商品を飲んでみましたが、
少々青臭い独特の風味はありますが、
小さな錠剤状で飲みやすいです。

御自身に無理のない
摂りやすい形で継続することが
大切です。

ω6脂肪酸の摂取を抑えながら、
上記の様なものをうまく使って
脂肪酸バランスを改善しましょう!

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ω3不飽和脂肪酸と不安症

こんにちは!

ヘルスドクター
健康実践支援専門医師
宮崎 光史です。

【ω3脂肪酸の習慣的摂取が不安症を改善する可能性】

19論文をメタ解析した結果、
ω3脂肪酸を2g/日以上摂取すると
不安症を抑制する効果がある
可能性が認められたと言う報告が
JAMA Network Open(2018; 1: e182327)で
報告されました。

ω3脂肪酸で不安症状が軽減

ω3脂肪酸の摂取は不安症状を軽減させ、その効果は身体疾患や精神疾患を有する場合に高くなる。国立がん研究センター社会と健康研究センター健康支援研究部長の松岡豊氏、台湾・中國醫藥大學生物醫學研究所教授の蘇冠賓氏らは、不安症状を有する患者を対象にω3脂肪酸の抗不安効果を検討した研究のシステマチックレビューとメタ解析の結果を JAMA Network Open( 2018; 1: e182327 …

 

「不安症は死亡率を高める」
と言う統計的傾向はありますが、
現在病院で為される治療には
・抗不安薬は過鎮静、依存の副作用
・認知行動療法は時間や費用、経験医師の不足
と言った問題があり、

マウス実験にて
ω3脂肪酸を多く含む餌を
「習慣的に」食べさせることで
不安反応が軽減したことから、
今回のメタ解析を行った、
ということです。

 

ω3脂肪酸自体は、
厚生労働省より1g/日以上の摂取が
推奨されていますが、
今回の報告では2g/日以上の摂取を
習慣的に続けることが
不安症に効果があるとされています。

では、ω3脂肪酸をサプリメント等で
2g/日以上習慣的に摂取すれば良い
のでしょうか?

 

精神症状と「腸内環境」

そもそも何故
「ω3脂肪酸が不安症に良い」
のでしょうか?

「ω3脂肪酸に抗不安薬の様な薬効がある」
訳ではありません。

以前より、食事内容を改善することで
精神疾患とされる方々の精神症状が
改善することが報告されており、
「腸内環境と精神症状の関連性」
の可能性が高いとされています。

「ω3脂肪酸サプリメント」2g/日相当を
習慣的に摂取することも幾らかの効果は
期待出来る可能性は否定出来ませんが、
おそらくそれだけでは不十分です。

 

【腸内環境を改善させる為の食事とは】

では、腸内環境を整える為に
どの様な食事をすれば良いのでしょうか?

詳しく書くと1冊以上の本になるので、
ここでは簡単にお話させて頂きます。

食事から摂取すべき栄養について、
記事執筆時点で特定されているモノは
7種類と言われています。

・蛋白質
・脂質
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル

古典的栄養学では
最初の3つを「3大栄養素」
それに後の2つを加え「5大栄養素」
と言われています。

これに加えて

・食物繊維
・ファイトケミカル

と言うモノが加わり、
現代栄養学では「7大栄養素」
と言われています。

 

3大栄養素では一般的に
・蛋白質不足
・脂質バランス不良
・糖質過多
が大きな問題になります。

 

特に糖質過多は大きな問題で、
「甘いもの(砂糖、果糖、多くの人工甘味料)」
を常食しないこと、

現在ある症状を改善させるという
目的の為には完全に断つことが、
生化学的にも精神的にも
とても大切になります。

そもそも、
やめられないこと自体
「依存症」と言う病気
なんです。

 

それに加えて症状のある方は
比較的アレルギー源となることが
多いとされている
・小麦(グルテン)
・乳製品(カゼイン)
を厳格に避ける
ことも大切です。

 

本当に重篤で難治性の場合には、
最近注目されている
「レクチンフリー」と言う食事で
改善する可能性がありますが、

優れた栄養素を含む食品も
一定期間排除する為に、
中長期的に行うことは
避けないといけません。

 

ビタミンミネラルについても
不足しているケースが多いですが、
上記の糖質過剰やストレスの影響で
相対的に更に不足傾向であることが
多いので、正常に生きていく為に
最低限摂取する必要があると言う程度の
厚生労働省の推奨摂取量では

焼け石に水である可能性があります。

どれくらい摂れば良いかは
個人の体質や症状によっても
変わってきますので、
知識や経験のある指導者の下で
量の調整などを行う必要があります。

食物繊維については、
・腸内善玉菌の餌
・便通改善
としても
大切で
サプリメント等も出ていますが、
野菜や雑穀などから自然な形で
摂ることが良い
と思います。

ファイトケミカルについては、
・抗炎症作用
・免疫正常化作用
などの効果が報告される様な
モノが多くありますが、
これまた長くなりますので、
「色の濃い野菜」
意識してみて頂ければ良いかと思います。

 

【腸内環境を改善させる為の脂肪酸摂取】

人間が体内で合成出来ない
・ω3不飽和脂肪酸
・ω6不飽和脂肪酸
と言う2種類の脂肪酸は
「必須脂肪酸」と言われており、
脳血管や心血管の疾患予防の為に
ω3:ω6=1:2-1:4と言う比率での
摂取が勧められています。

ところが、現代の食環境では
ω3とω6の比率は1:20-1:40
ω6過剰になっているとされています。

今回紹介したメタ解析論文では、
体内の炎症を増悪させてしまう、
ω6の摂取量については
全く触れていません
でした。

ω3脂肪酸を2g/日以上摂らないと
効果が無いとする結果についても、
ω6不飽和脂肪酸の摂り過ぎを
減らすことで少なく出来る
可能性があります。

絶対量もある程度必要ですが、
それ以上にバランスが大切
なんです。

ですから、今回の研究結果を
実践してみたいと言う場合には、
ω3不飽和脂肪酸を1日2g以上
ω6不飽和脂肪酸は1日4g未満
を意識して下さい。

前述した様に、
現代人は気にしないと
ω6をω3の20-40倍摂ってますので、
ω3を積極的に摂るのも大切ですが
それ以上にω6を制限すること
大切になります。

不飽和脂肪酸は
酸化しやすいと言う性質があり、
酸化した脂肪酸は毒である、
と思ってもらって良いですので、
酸化油に注意しましょう。

 

 

もし
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【ウイルスは無生物 乾燥環境は我々の免疫力が低下する】

インフルエンザウイルスは
「乾燥環境で活発化」
と言う表現を見かけて
強烈な違和感を感じました。
 
「ウイルス」は細胞外環境では
単なる遺伝子カプセルの様な
無生物で「活性」はありません。
  
「宿主となり得る細胞と接触した際の感染増殖性」
を保っていることを「活性」と
言うことはありますが、
これは環境の湿度で大きく変わりません。
 
特殊なマスクや
次亜塩素酸ナトリウム製剤や
柿渋抽出物などによる
「ウイルス不活化」と言う表現は
「感染増殖性を喪わせる」と言う意味で
正しい表現になります。
 
そして、
乾燥/湿潤の環境で変わるのは、
「宿主となり得る生物の免疫力」です。
 
正しい知識で対策しましょう。
 
ちなみにですが、
夏季に問題となる食中毒などの
細菌関連感染症は
・環境中でも単独で増殖出来る細菌
・細菌が分泌する毒素
が主な原因になりますので、
細菌の増殖に適した温度での
食事などの放置が危険になります。