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サプリメントって要る?

サプリメントって要る?

by 宮崎 光史

こんにちは、Dr.Kです。

健康の為の生活指導をしていると、
サプリメントを摂る方が良いのか
不自然だし摂らない方が良いのか、
と言うことを良く聞かれます。

そもそも栄養素とは
人間が食用とする食材に含まれます。
意外とこの基本を知らない方がいます。(^◇^;)

その中で科学的に体内において
構造体(細胞や間質)の材料になったり、
化学反応に重要な働きをしている、
様々な物質が同定されてきています。

そして
3大栄養素(蛋白質・脂質・炭水化物)
5大栄養素(上記+ビタミン・ミネラル)
7大栄養素(上記+食物繊維・ファイトケミカル)
と言う様に徐々に増えて来ています。

そして厚労省などが
提唱している栄養バランスは、
実は「健康になる為のバランス」
ではなく平均的な食事内容を
していれば良いのでは、と言う
仮説のもとに提唱されているに
過ぎません。

少なくとも日本国内で推奨される
「蛋白質13-20%、脂質20-30%、炭水化物50-65%」
と言う栄養バランスはかなり糖質が多く、
細胞レベルの慢性炎症を引き起こし、
酸化や糖化の問題を引き起こし、
様々な慢性疾患を引き起こしています。

また精白糖質(砂糖、白米、小麦粉加工品など)
を過剰に摂ることで不足している
ビタミン・ミネラルを消耗する結果、
ますます微量栄養素(ビタミン・ミネラル)が
相対的に不足します。

海外においては小麦粉や調味料に
不足しがちな鉄などのミネラルを
添加することが義務付けられたり
しているのであまり問題には
なっていないのですが、
日本国内では「鉄不足」が蔓延している
と言われています。

同時に海外では肉食の傾向が高いので
「蛋白質不足」は少ない様ですが、
日本国内では「蛋白質不足」が
大きな問題となっています。

そこで栄養補助食品(サプリメント)を
使うかどうかと言う話になるのですが、
・個々人に必要な十分量は食事からは摂れない
・現代の食材は栄養スカスカ
と言うのがサプリメントを推奨する
人達の論拠となっています。

確かに「推奨摂取量」とされているのは
健康を維持する為の最低量ですので、
運動したり化学的/精神的ストレスの
かかっている人は推奨摂取量だけでは
不足することは間違いありません。

しかし「現代食材は栄養なし」と言うのは
少し言い過ぎでは無いかと感じています。

1970年代に活躍したボディビルダー達は
当時は高価なサプリメントを使えず、
自分でスペシャルドリンクや食事を工夫し、
見事な肉体を作り上げていました。

「プロテイン」とはサプリメント名では無く
栄養素である蛋白質の英語での呼び方です。
このことも意外と認識されていないです。

肉、魚や卵、乳製品を活用することで
蛋白質の必要量が高いボディビルダーも
十分に筋肉を発達させられるのです。

全盛期のアーノルド・シュワルツェネッガーも
サプリメントを使う年と使わない年を作り、
敢えて比べたことがあったそうですが、
サプリメントを潤沢に使った年と、
食事のみで栄養を摂った年と、
全く肉体の仕上がりやコンディションに
差はなかったと言います。

であれば
必要量の低い一般人が
プロテインサプリメントに頼る必然性は
無いと言っても良いでしょう。

最近では
・プロテイン(精製蛋白質)
・EEA(再生必須アミノ酸=消化済蛋白質)
・各種微量栄養素
のサプリメントが巷を騒がせています。

良く生きていく為には、
「糖質を控え脂質と蛋白質を十分に摂る」
「バランスよく十分な微量栄養素を摂る」
と言うことが必要になります。

基本的には
「食事のみで生きていくのに
必要な栄養を摂ることは可能です」し、
「食事を工夫することでかなり
栄養内容の改善は可能です」

例えば
骨粗鬆症予防や認知機能の維持の為に
ビタミンDやビタミンK2のサプリメントが
注目されていますが、
・干し椎茸を使った料理を食べたり
適度に日光に当たることで
ビタミンDは十分に確保出来ますし、
・納豆を習慣的に食べることで
ビタミンK2は十分に摂れます。

お金をかけられない人、
お金をかけたく無い人は、
ココを自分なりに追求しましょう。

そして
長期間の栄養不足による障害を
改善する為には、
1.蛋白質(アミノ酸でも可)補給
2.微量栄養素補給
と言う順番が大切になりますし、
特に微量栄養素の必要量は
かなり多くなることが多いです。

長期の蛋白質不足の状態では
消化酵素や生命活動に必要な代謝酵素が
十分に作られない為に、
そこにいくら食事や微量栄養素を
投入しても改善出来ないのです。

そう言う場合には、
「低い消化吸収率を考慮し
より多くの蛋白質を摂る」
と言うやり方もありますが、
そもそもその様な状態の方は
量が食べられないことがほとんど
ですので現実的では無いです。

そこで、
「精製された蛋白質」
「なるべく消化の必要の無い形で半消化酵態であるペプチド(アミノ酸が何個か繋がった状態)や消化態であるアミノ酸」を
サプリメントで補うことで、
消化吸収能力を上げ、
微量栄養素を十分に
働かせることが出来ます。

この際に注意すべきことは、
アミノ酸も微量栄養素も、
「一番不足している栄養素の分しか
機能することは出来ない」
と言う原則です。

特定の成分だけを大量に摂っても、
無駄になると言うことです。
コレが従来の栄養学では
常識とされていました。

しかし、
オーソモレキュラー、栄養療法
と言う理論では大量の栄養素を
症状に応じて摂ることで
改善させると言われています。
もちろん最低限の必要量は
クリアしておく必要はありますが。

基本的には食事内容の改善で
症状が深刻では無い場合は
大抵の場合は対応可能です。

長期間にわたる栄養失調の場合は
バランス良く必須アミノ酸が全て配合された
アミノ酸やペプチドのサプリメントで
体内のアミノ酸必要量を充足させ、
消化吸収能力や代謝酵素が作れる様に
なってから蛋白質の十分な摂取と
バランスの良い微量栄養素の補給をする。
それでも症状が改善しない場合には、
高容量補充を試みるのも良いと思います。

自分はこの様なスタンスで
クライアントに指導をしています。

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