「血管の老化予防に良いとされる食べ物の科学的根拠」

「体に良い」とされる食品、
食事法は無数にありますが、
確かな客観的データ(エビデンス)
が存在しないものが多いです。

都合の良い利益ばかりが
誇張されていることを
心配した米国の医師たちが、
アテローム性動脈硬化に
よって生じる循環器疾患の発症と、その危険因子(コレステロールや血圧など)
に及ぼす影響にエビデンスが
あるかどうかを調べた、
と言う報告記事です。

 

米国食生活ガイドラインで
2歳以上の国民の循環器疾患
予防に効果が示されている
3つの食事法

  • Healthy U.S.-style Eating Pattern(健康な米国式食事法)
  • Healthy Mediterranean-style Eating Pattern(健康な地中海式食事法)
  • Healthy Vegetarian Eating Pattern(健康なベジタリアン式食事法)

があるとのこと。

それらに共通するのは、
「野菜、果物、全粒穀物、豆類を多く食べ、
ナッツは適度に食べること」。

 

3通りの食事法の中には、

・赤身肉
・魚
・低脂肪または無脂肪の乳製品、
・液状植物油の少量摂取
を勧めるものもありますが、

いずれも、
・飽和脂肪酸
・固形脂肪
・ナトリウム
・砂糖
・精製穀物
の摂取は抑えるよう
指示しているとのこと。

 

また、健康に良いとされる
・植物油(オリーブ油、ココナツオイル)
・コレステロール含有食品(鶏卵など)
・抗酸化物質を含む野菜・果物
・抗酸化サプリメント
・ナッツ(ピーナッツも含む)
・緑の葉物
・ジューシング
・グルテン
について、エビデンスの有無と
現状の判断について
解説されています。

興味持たれた方、
記事を是非御一読頂ければ
と思います。

「野菜、果物、全粒穀物、
豆類を多く食べ、適量のナッツ」
出来ることから
取り入れてみませんか?

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO16286000S7A510C1000000