日本は世界一の添加物大国!?

こんにちは、Dr.K(ドクターコージ)です。
とても興味深い記事を見つけました。

自然食料理人の佃隆志氏のnote記事
「日本は世界一の添加物大国だ」はウソ!?
日本の食品添加物全4,775品目リスト
https://note.com/jnhfa/n/n005a135da008?fbclid=IwAR2WHa6WIy_DpBQwd7MbkAWzQ1yB87LmvlaLJ-nNh18jOMuvRPOvAd9Wznw

健康意識の高い方や
予防医学を学んでいる人達は
一度は目にしたことがある情報
「日本は世界一の添加物大国」

佃氏も一時は信じていた様ですが、
実際に調べてみると事実とは異なる、
という事でまとめて下さったそうです。
お時間ある方は是非リンクから
記事をお読み頂くと良いかと思います。

お時間ない方の為に、
簡単に内容を紹介しますね。

国際的に見た場合、
・一般的な添加物
・加工助剤
・栄養素
・香料
と言う様な分類がされます。

日本はこの全てを「添加物指定」
していますが、
海外各国では「添加物」として
扱わない項目もあったりします。

特に健康意識の高い人にとっての
聖地の様に扱われるEUでは、
加工助剤、栄養素、香料は
食品添加物としてカウントしません。

日本は加工助剤や栄養素も
食品添加物に含むことを考えると
佃氏の記事にある様に
認可添加物の品目数については
大差は無い感じの様です。

そして「食品添加物」の定義自体も
各国、各地域で異なります。
詳しくは佃氏の記事の最後の
各国の定義を見て貰えば良いです。

佃氏も書かれていますが、
海外と比較して大差ないから
日本の添加物事情は安心安全
と言う訳ではありません。

ただ世界的に危険性が
示唆されてる化学物質を
日本政府が独自に大量認可して、
食品メーカーが消費者を病気にする為に
危険物質を混入させた加工食品をばら撒き、
医療業界と結託して
暴利を貪っているという様な思い込みは
事実とは異なりますよという事です。

定義や区分を揃えて比較すれば、
決して日本の添加物指定が
海外と比べて異常に多い訳では
無いと言うことは、
佃氏の記事を読んで頂けたら
お分かり頂けるかと思います。

とは言え欧州の人の方が、
自分達で王政から権利を勝ち取った
と言う意識が強いのもある為か、
「自分達で守る」と言う意識が
強いのは確かだと思います。

その意識が政治に向けば
デモや暴動になりますし、
移民や異民族に向けば
露骨な差別言動を平気でする人達もいます。
しかも差別行為と認識せずにです(^◇^;)
自分達の権利が脅かされそうになった
と感じて必死と言うことですね。

その意識が健康や食事に向けば
加工食品の利用を減らしたり、
表示の透明性や分かりやすさを
国や企業に対して直訴する活動に
なったりします。

そうすれば企業側も認可添加物を
極力使わない様にしたり、
安全性を示す情報を公開したり
する様になる訳です。

日本の消費者が欧州人から
その様な自立意識を学ぶことは
とても大切かと思います。
暴動や差別言動については、
どうかとは思いますが。

業者が輸入した海外製食品には、
日本の基準に合わせた日本語の
原材料ラベルが貼られていますが、
海外で購入したり個人輸入した場合、
現地基準の現地言語のラベルです。

海外在住の方が現地で買われたり、
旅行先で何か買われたりする場合は、
指定対象や表示義務などが異なるので、
気になる方は現地の食品添加物事情を
あらかじめ確認しておくと良いですね。