「風邪、インフルエンザ」

こんにちは!

ヘルスコンサルタント、宮崎 光史です!

 

寒くなり、インフルエンザや風邪が流行る
季節が近づいて来ました。

この季節になると流行る風邪ですが、
日本呼吸器学会では、
風邪を急性上気道炎として捉え、
「9割以上はウイルスによって起こる」
とし、肺炎が致命的になる率が上がる
65歳未満の成人であれば、
風邪に抗菌薬を使う必要はないとしています。

 

ところが、9割ウイルス感染と言う説に
異議を唱える医師もいます。
と言うのは、成人を対象に大規模に
した原因病原体の調査が殆ど無い為です。

 

1998年にフィンランドにて行われた
研究では、集団生活をしている20歳代の
成人を対象にして感冒症状の原因の
69%がウイルスだったとされています。
J Clin Microbiol. 1998 Feb;36(2):539-42. )
Lancet. 2003 Jan 4;361(9351):51-9. )

 

そして、「風邪の主原因はウイルス」説の
根拠とされる1960年代から70年代に
米国で行われた研究では、
ウイルス検出頻度は小児において高く、
年齢が高くなるにつれて低下し、
40歳以上では極めて低かった、と報告されています。
Epidemiol Infect. 1993 Feb;110(1):145-60.

 

と言うことで、40歳以上の成人の風邪
には抗菌薬を使う意義はゼロでは無いと
する医師もいます。
(インフルエンザはウイルス感染症です)

 

では、そもそもどうして冬になると
風邪をひきやすくなるのでしょうか?

 

・細菌やウイルスが元気になるから
・体温が下がって免疫力が低下するから
などと言うことも言われますが、
実験的に細菌を培養するには、
保温庫に入れることから分かる様に、
冬の気温が細菌に適切と言う訳では
ありません。

 

ましてやウイルスは単体では
遺伝子を増やすことが出来ません。
あくまで他の細胞表面に付着して
増殖することが出来るので、
冬の外気でウイルスが元気に
増えて飛び回るから、と言うのも
おかしな話です。

 

では、体温が下がるから?
基本的には人間は恒温動物ですし、
服を着ている方が殆どかと
思いますので、そこまで体温が
変化するのも考えにくい。

もちろん、冷え性などの個人差はありますが。

 

冬になると、湿度が下がります。
湿度が低い空気を口呼吸で吸い込むと、
口から気道に至る粘膜表面も乾燥傾向に
なります。

粘膜表面は湿潤環境を保っていないと
免疫機能が正常に働かなくなります。

 

免疫機能が低くなったところに
細菌やウイルスが感染をする為、
冬に風邪、インフルエンザに
かかりやすく、更に飛沫感染も
しやすいと言うことです。

 

室内空気の加湿も有効ですが、
これも細菌やウイルスの活動を
抑制しているのでは無く、
人の粘膜の乾燥を軽減し
免疫機能を維持させる意味の
方が大切になります。

 

ですので、マスクにより
口から気道の湿潤環境を保ったり、
鼻呼吸を意識して行うことで
湿潤環境を保つ様なことで、
免疫機能の低下を軽減出来ます。

粘膜の乾燥による免疫機能の低下を
意識して軽減させることで、
かなり有効な対策が出来ます。 

こまめな水分補給や
オイルでのうがいなども
有効かと思います。

 

そして、風邪の治療法ですが、
基本的に風邪を根本的に治す
薬は見つかっていません。

 

「風邪薬」があるじゃないか!
と言う方もおられるかと思います。
あれは症状を一時的に軽くするだけで、
根本的には何もしていません。

 

病院に行ったら、点滴してくれたら
かなり症状が楽になった方も
おられるかも知れません。

 

水分が摂れない様な状態であれば、
脱水が緩和されるので、症状が
楽になることはあります。
また、高熱でフラフラするのが
解熱剤にて楽になった経験を
お持ちの方もいるかも知れません。

 

しかし、水分が摂れるのであれば
点滴は不要ですし、更に熱が上がる
と言うことは免疫機能を高めて
細菌やウイルスへの対抗力を上げる
自然な反応です。

 

むやみに熱を下げてしまうと、
身体の対抗力を低くしますし、
更に身体が熱をあげようと
頑張ってしまうことで、
薬の効果が切れた時に
危険なくらい高く熱が上がる
ことがあります。

 

もちろん、小児や高齢者などで
症状が重篤な場合には
病院での治療が必要な場合も
ありますが、
多くの方の場合には、
身体に備わった自然治癒力で
十分に対処可能です。

 

・水分をこまめにしっかり摂る
・マスクや加湿などで粘膜を潤す
・発熱時には身体を保温して体温を上げる
そうすることで、身体に備わった
力で風邪は治っていきます。

 

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