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【電子タバコ関連肺疾患とビタミンEとの直接的関連が判明】

【電子タバコ関連肺疾患とビタミンEとの直接的関連が判明】

by 宮崎 光史

こんにちは、Dr.Kです。

とある友人からの情報で
知ったNewsのご紹介です。
https://gizmodo.com/we-now-have-direct-
evidence-that-vitamin-e-is-behind-va-1839727371

米国の保健関連当局が報告したところによると、
電子タバコにより深刻な肺疾患になる謎を
解決する為の革新的な発見があったとのこと。

電子タバコ関連肺疾患は、
EVALI (E-cigarette, or Vaping, product use Associated Lung Injury)
と呼ばれていますが、
過去には蒸気化した油脂を吸い込むことで
リポイド肺炎と言う状態を来たすことが
少数ですが報告されていました。

EVALIとビタミンE酢酸塩との関連も
以前から指摘はされていたのですが、
CDC(米国疾病管理予防センター)は
状況証拠に過ぎないとして
慎重姿勢を見せていたのです。

ところが今回のCDC発表では、
全米国の29人のEVALI患者の検査結果で
全員の検体からビタミンE酢酸塩が検出され、
その他の植物油や鉱物油になる様な
電子タバコ添加物は確認されなかった。

肺の病変部位に特有に沈着している
物質が特定されたという事で、
今後の研究や検査に大きな貢献を
することが期待されるとしています。

とは言え、ビタミンE酢酸塩の他にも
EVALIの原因となり得る物質は多く、
なんらかの脂溶性添加物が肺に
悪影響を与えるリスクがあることは
十分に警戒する必要がありますね。

あ、あとひとつ付け加えておくと、
「ビタミンEが肺炎を起こす」と言う
訳では無く、なんらかの溶媒とともに
蒸気化され酢酸塩となったビタミンEが
肺炎病変部にあると言うだけです。

ビタミンE自体はそれが含まれる
オイルや食物を口から摂ったり、
皮膚や髪に塗っても害はありません
ので誤解なき様にお願いします。
酸化したものは良くないですけど。

ちなみに11月5日時点で
米国49州において、
CDCに報告されているだけでも
2051人のEVALI患者が存在し、
39人が亡くなっており、
米国では”Outbreak” 「集団発生」
として表現されるほど
社会問題となっている様です。

日本国内においては、
検査法も無く認知も低いことから
EVALIがどれほど広く発生してるのか
窺い知ることは出来ませんが、
ニコチンフリーと言うことで、
安易にvapingに手を出すことは
とても危険という事です。

いわゆる日本国内でも販売されている
加熱式タバコとは別のはずなんですが、
iQOSやGloについて言うと、
煙草葉にグリセリンを染み込ませたモノを
加熱して蒸気化させていますので、
ソコがどの様に肺に影響するかが
心配ですね。

ploom techもグリセリン入り液を
蒸気化させカプセルに入った煙草葉を
通過させると言うvaping寄りの仕組み
なんですよね。

健康への害は低いとメーカー達は
主張していますが、どうなることやら?

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