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ニートって知ってます?

ニートって知ってます?

by 宮崎 光史

こんにちは、Dr.K(ドクターコージ)です。

ニートって聞いたことあります?
英語では
Not in Education, Employment or Training, NEET
と呼ばれており、
就学・就労、職業訓練を受けていない
ことを意味する用語です。

日本では少し違う意味あいで使われ、
教育や職業訓練の有無に関わらず、
労働年齢であるにも関わらず
通学・通勤を行っていない者を指しており、「無業者」と呼称したりします。
「引きこもり」の類義語として
使われたりもしますね。

って、
そっちじゃ無いんですよ
今回お話ししたいのは。

N.E.A.T(Non-Exercise Activity Thermogenesis)
と言うニートです。

日本語訳すれば、
運動では無い活動での熱新生
とでも言うんでしょうか。

いわゆるジム等での
あらたまったトレーニングや
スポーツによるものでは無い、
家事や徒歩移動などの日常的動作で
消費されるエネルギーを意味します。

ちなみに「neat」という単語には
「整っている」とか「カッコいい」
というイメージが含まれるので、
英語圏では好んで使われます。
NEETとはかなり違いますね。

実は英語圏の
フィットネスやダイエットの
情報にこのN.E.A.Tが最近
よく出て来るようになりました。

COVID-19の世界的感染爆発の影響で
外出制限がされたりした為に、
ジムやランニング、ウォーキングにも
制限がかかりました。

健康の為の散歩程度であれば、
外出許可証を携帯した上で可能、
と言う地域もあったみたいですが、
基本的には運動不足になりがち。

という事でホームトレーニングや
トレーナーによるオンラインでの
パーソナル/集団での指導なども
流行ったりしています。

その様な風潮の中で、
健康や病気予防などの観点からすると、
脂肪を燃やすための身体的活動は
必ずしもジムで行う様な
運動である必要はありません。

走ったり重りを持ち上げなくても、
部屋の中を歩いたり階段を上り下りしたり、
外出先でもエレベーターやエスカレーターを
使わずに階段を使ったり、
用事で移動する際にも少し遠回りしたり、
目的の駅/停留所の一つ前から歩いたり、
掃除や洗濯などの家事で身体を動かしたり、
そんな日常動作でも
十分に筋肉を刺激したり
エネルギーを消費することが出来ます。

適度な運動が健康に良いことは
疑いようのない事実ではあるのですが、
様々な理由でジム通いを続けられない
と言う人も多いです。

逆に日本人に多いですが、
頑張り過ぎて疲労を溜め過ぎてしまい、
精神的に燃え尽きてしまったり、
怪我をしてしまうこともあります。

それよりも、
日常生活の中でN.E.A.T. を心がけ、
身体を動かすことを厭わないだけで、
「健康に必要なエネルギーを消費する」
ということへの壁は低くなります。

N.E.A.T.には器具は不要ですし、
専門家に自動化してもらう様な
特別なスキルも無用です。

生活の中で行うことなので、
忙しい人でも余分な時間を
敢えて確保する必要はありません。
便利なことから離れることで
少しだけ時間はかかりますけどね。

とは言え
歩くときに早足にしたり、
エレベーターを待つ代わりに
階段を軽く駆け上がったりすることで、
日常の時間を節約することも
可能ですよね。

N.E.A.T.は新しい概念では無く、
実は結構古くからある概念です。

世界中に熱烈なファンがいる、
哲学者であり武術家、俳優でもあった、
李振藩(Bruce Lee)は、
生前に未刊となった書籍、
「Tao of Jeet Kun Do」の中で
「トレーニングには物は不要で、
精神とやる気があれば良い」として
毎日身体を動かす機会の例として、

・目的地から数ブロック離れた場所に
駐車したりして出来る限り歩きなさい
・エレベーターを使う代わりに
階段を使いなさい
・立ったり座ったり寝たりしてる時も、
常に敵が襲って来る想像をして
意識を高める様にしなさい
・服を着たり靴を履く際、
あるいは気がついた時はいつでも
片脚立ちでバランス感覚を養いなさい

と言うことを提言していますが、
これこそまさにN.E.A.Tです。

李振藩(Bruce Lee)の場合は、
トレーニング以外では
上記のことを心掛けながら、
徹底したトレーニングも行いました。

とは言え彼自身も
ハードトレーニングで腰を壊して、
格闘技や運動は二度と出来ないと
主治医に宣告されたこともあり、
その後から心身のケア、休養と言う
ところにも目を向け始めたんです。

彼自身の手による書籍ですので、
彼の言葉で彼の哲学や
トレーニングの考え方、
戦う際の考え方などを
学べる良い本ですが、
日本語版は現在絶版となり、
中古本は15000円程度の
高値で取引されている様です。

自分は中高生時代に日本語訳本を買い、
Kindle版の英語原著版も買いました。

今から思えばコレを読み込んで、
英語の勉強しても良かったかもですね。
少し中国人っぽい英語になるかも
知れませんけれども。(笑)

話は脱線しましたが、
日常の中で身体を動かす意識を
是非取り入れてみて下さい。

難しく考えることはありません。
コレを読んだ後に立ち上がり、
数回屈伸したり前後屈したり、
上半身を軽く捻ったりするなど
出来ることから始めていきましょう。

ペットボトル入りの飲み物ばかりでなく、
お湯を沸かして自分で淹れるのも
単純にペットボトルから注ぐだけより
身体を使いますし添加物の心配も無くなり、
経済的にもかなり負担が軽くなりますし、
自然な香りによるアロマ効果もあります。

洗い物が増えますが、
それもまたN.E.A.T.と捉えれば
良いかと思います。
とは言えストイックになり過ぎる
ことは全くありません。

如何に効率的に動くかも大切です。
単純に動くのでは無く、
身体の関節や骨、筋肉をどう動かせば
一番楽に動けるのかなどを
気が向いた時に考えながら動くと
実は腰痛などの関節痛の予防にも
繋がったりします。

身体の感覚を養い高めていく、
と言う感じですね。
現代人の多くは身体を動かさなくなり、
それと共に体感覚に鈍くなったと言う
報告もあったりします。

まずは無理のないN.E.A.Tを取り入れ、
余裕が出てきたら是非、
身体の動かし方や体感覚なども
意識する様にしてみて下さい。

将来必ず役に立ちます。

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コメント

  • 田場成子
    2021年10月20日

    初めてのコメントします  
    毎日の生活の中では実践出来ることが大切とジムに通う時間と費用とかかけなくても動くよう工夫してます   食器を洗う時は片脚立ち、踵揚げを心がける。ステンレス製の重い鍋は持つ時、買い物で荷物が重い時、筋トレしていると思うとあまり苦にならないです  エレベーターを使わないようには習慣化していて一緒にいる人も巻き込んで階段使ってます 少しずつではありますが体力がついてきた感がします 

    • 宮崎 光史
      2021年10月21日

      田場成子さん
      コメント有難うございます。
      できる範囲でのN.E.A.T.の実践
      素晴らしいですね。
      こまめに身体を使うことが、
      健康長寿に大切な要素ですので、
      是非続けて下さいね。

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