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【COVID-19関連で思うこと】

【COVID-19関連で思うこと】

by 宮崎 光史

こんにちは、Dr.Kです!

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による
肺炎(COVID-19)の勢いは止まりませんね。

WHOの病名名称と国際ウイルス分類委員会のウイルス名の乖離は
後世に混乱を残すでしょうね。
症状名をSARS-2019とすればスッキリしたのに。
横のつながりが無いとこうなると言う良い例かと思います。

先週からの1週間でもかなり状況が変わっています。
・検疫官の発症、陽性確認
・医師/医療従事者の発症、陽性確認
・Diamond Princess号の陰性確認者の国籍国チャーター機による帰国隔離措置開始
・日本国内におけるヒトヒト感染ルートの多様化
などがありますね。

「新型」や「未知」と言う言葉が
さらなる不安を煽っている様に思うのですが、
国際ウイルス分類委員会のウイルス名にある様に、
SARSコロナウイルスの亜種に過ぎません。

一般の風邪、インフルエンザなどの予防と同じ様に、
・個人、施設管理者ともに適切な対応を励行すること。
・有症状者は不要不急の外出を避けることをルール化すること。
を徹底すべきです。

今までに何回も繰り返していますが、
マスクには飛沫拡散抑制効果はありますがウイルス感染予防効果は無く、
知識のあるはずの検疫官や医療従事者さえも感染し発症しています。

日本人は壊滅的な災害の際にも出勤する傾向がありますので、
「有症状にも関わらず公共の場へ出歩く行為」への注意喚起とともに、
「有症状者を勤務させた場合の管理者への罰則規定」を
明文化しておくべきです。特に医療機関は絶対に。
意外と緩いんですよね、医療機関って。

加えて医療関係者はシフト制であったり時間外労働や
日勤後の当直、翌日の日勤など長時間勤務により
十分な休養が取れていないことが多いので、
免疫機能が低い人達が多いです。
「専門家」ですらこの体たらくですからね。

そして風邪はインフルエンザウイルスを除けば、
特効薬が存在しない呼吸器感染症ですので、
免疫不全者や免疫機能が低下している方は、
意識を高く適切な対応をすべき病気であることを
改めて認識すべきです。

その他の方も免疫機能を維持強化する様な
生活習慣を徹底することです。

睡眠不足、運動不足だけでなく、高強度の運動も
一時的に免疫機能を低下させます。

マラソン選手や過度のジョギング愛好家、
トライアスロン選手などで免疫機能が低下している
と言うのは実は有名な話です。
命を削り名誉や食い扶持を稼ぐ目的で無ければ、
あまりオススメはしません。

ですから東京マラソンの中止を検討、と言うのは
免疫機能が低い人達が密集する環境を人為的に作る
と言う状態を作らないと言う意味でとても有効です。

そして今後も毎年の様に「未知の病原体」が出現することは
これまでの歴史を見たら疑う余地はありません。
・一体どんなウイルスの変異体なのかを知ること。
・変異前のウイルスと同様の予防策を遵守徹底する
と言うことがとても大切になります。

国の今後の対応としては、
「未知の病原体」対応策を厚労省などの省庁に加え
自衛隊中央特殊武器防護隊などの助言、支援を組み込んで
日本DMATなど災害医療支援に携わる医療チームへも
周知徹底を行うことがとても大切と感じています。
定期的情報公開体制、精神的ケア体制も
事前に組み込んでおくことも今回の反省点です。

まだまだ感染拡大の段階なので批判や反省は時期尚早ではありますが、
敢えて覚書として記しておきます。

特に最前線に立つ検疫官などは
定期的に感染症専門家や中央特殊武器防護隊の
教育を修了し定期的に再受講するくらいのことは
しておいて良いかとも思います。
プロなのですから。
少なくとも今回Diamond Princess号で勤務された検疫官は
ひとりひとりの感染防護策のレベルがバラバラでしたので、
ド素人と言っても良いくらいのお粗末極まりないレベルでした。
医療支援チームもかなりいい加減な防護策でした。

その原因としては
・感染症専門家の不在
・指揮命令系統が「厚労省」「自治体」と二系統が連携無くバラバラに動いている
と言うことが大きいです。

だからこそ今後の為にも感染症/生物化学兵器の専門家を組み込んだ
緊急対応マニュアルを早急に作ることが求められます。
10年後や30年後までスキャンダルやら足引っ張りをしながら議論を
延々とするのでは無く、
3ヶ月後くらいには仮運用を可能とし、
仮運用しながら完成度を上げていく様な意識も必要です。

そして初動については対象に関わらず常に同一の対応を行うこと。
そうすることで関係各所の定期的な実働訓練が可能となりますし、
その後に状況に応じてレベルを下げていけば良いのです。

また海外で新型病原体の感染拡大が起こった場合には、
早急に当該病原体を入手解析し、迅速診断キットなどの作成を
予め開始しておくこともとても重要です。

SARS-CoV-2の迅速診断キットもあとは精度確認試験のみ、
というレベルで作成済である長崎大学熱帯学研究所は
世界でもトップクラスの
迅速診断キット開発の経験と実績を持っていますから、
荒唐無稽な話ではありません。

最初の患者が武漢で発生した直後にキット開発を行っていれば、
3月には臨床利用が可能になっていたことでしょう。
今回は発症国が中国であったことから
早期の病原体入手が困難だった、
と言うことはありますけれども。

個人の出来る対応はいままでの情報でお伝えしたことと同じです。
【基本的対策内容】
・手洗い
水道水で20-30秒かけてしっかりと。
目に見える汚れがある場合はしっかり泡だてた石鹸を併用。
特にマスクを外した後は忘れずに。
水が近くに無い場合、
アルコール含有擦過消毒液やウェットティッシュ清拭も有効です。
・マスク着用
「感染者体液飛沫の粘膜付着抑制」
「素手で鼻や口へ触るリスクの軽減」
「装着者の鼻や喉の粘膜の保湿」
上記3つが非感染者がマスク装着することで
期待される効果です。
ウイルス感染予防効果は認められていません。
眼の粘膜からの感染を指摘する声もあります。
「感染者からの体液飛沫拡散抑制効果」
も感染者がマスク装着することの大きな効果です。
・多くの人が触れる場所のこまめな清拭
適切な濃度のアルコール、次亜塩素酸などが
含まれた溶液を利用しましょう。

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