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【オーバートレーニングの弊害】

【オーバートレーニングの弊害】

by 宮崎 光史

こんにちは、Dr.Kです。

かつては「オーバーワーク」と
呼ばれていましたが、
十分な休息無しの過剰な運動。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190930-OYTET50007/

この肉体的/精神的な弊害は
多くのプロ/アマのアスリートや
中高生、大学生の運動部員に
共通して起こります。

この記事でも書かれてますが、
中学生の陸上の全国大会出場者の
なんと5ー6割がこの症候群に
該当していたと言うのです。

半分以上!
青少年を潰す大会と言っても
過言では無いでしょう。

高校生では1-3割となってますが、
実態はもっと多いのでは無いでしょうか。

そして
「不眠や抑うつ、情緒不安定など
精神症状があれば、
睡眠薬や抗うつ薬を
処方することもある。」
と北里大の医師は言ってます。

中高生に睡眠薬や抗うつ薬!
原因は過剰な運動と
不十分な休息です。

社会人の中にも継続するストレスで
身体の抗ストレス臓器である
副腎からのホルモンが枯渇する
「副腎疲労症候群」と言う概念が
注目されていますが、
身体運動でも類似のことが
起きるという事ですね。

ゆっくり休むとともに、
カフェインは避け、
糖質は控えめにするなど
適切な栄養をしっかり摂り、
瞑想やマインドフルネスなどで
メンタルケアをする方が
睡眠薬や抗うつ薬よりも
遥かに効果的ですし、
弊害もほとんど無いですし、
一生使える知識と習慣に
なります。


日本国内では
「毎日休まず黙々とトレーニングをする」
と言うことが美徳とされて来ました。

ところが有酸素運動は週2-3回、
無酸素運動的な筋肉トレーニングは
ひとつの部位は週1回で十分なことが
様々な研究で分かっています。

更に言えば関節の可動域は
ある程度あるほうが
パフォーマンス的や健康には
有効なことはわかっていますが、
過剰な柔軟性は逆に事故や故障の
リスクを上げますし、
筋肉トレーニングで全可動域を
フルに使うと言うのは、
骨や軟骨、靭帯を壊すだけ
だと言うのもボディービルの
タイトルホルダーが軒並み
腰や膝などの関節を壊して
まともな日常生活すら
ままならなくなっている
ことからも分かります。

この記事には書かれていませんが、
全可動域をフルに使う以外にも、
オーバートレーニングを続けると、
•疲労骨折
•靭帯損傷
•筋断裂/損傷
の発生頻度も高くなります。

早々に引退したり、
トレーニング強度/頻度を下げたり、
よほど関節や腱を傷めない様に
意識したトレーニングをしている
様な人達は例外的に
高齢でも元気に動けています。

現状の指導状況では、
スポーツを続けると言うのは
健康から遠ざかること、
と言っても過言では無いでしょう。

「青少年の健全な育成」を
旗印にするのであれば、
「休養の義務化」
「瞑想を取り入れたメンタルケア」
「糖質偏重の栄養の見直し」
は最低限取り入れるべき
の様に感じます。

そして
「同一の種目を継続する」
と言うのもまた好ましくない
ことも欧米では常識で、
成長期の子供達には
シーズン毎に様々な種目をさせる
ことが通常行われています。

2歳や3歳から同一の種目を続け、
毎日の様にトレーニングしてきた
プロアスリートを尊敬し評価する
日本の運動界の悪習も、
そろそろ見直す必要があるのでは
無いでしょうか。

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